関東大学サッカーリーグ 第3節
@江戸川区陸上競技場
専修大学ー慶応義塾大学
6–1
(2-1)
【得点】
専大:10仲川(15分,73分),14星野(43分),7長澤(62分),11前澤(75分),17伊藤(90分),
慶大:10武藤(41分)
GK:1福島,
DF:2北爪,3萩間,4本名,34小口,
MF:14星野,8下田,7長澤,
FW:10仲川,22山川,11前澤
【SUB】GK:16奥山,MF:6河津,27大戸,18東,23佐野,38中村,FW:17伊藤
GK:1峯,
DF:3長尾,32宮地,4保田,2岩田,
MF:5増田,8松下,10武藤,11近藤,6山浦,
FW:9平戸
【SUB】GK:12福本,DF:33溝渕,34井上,35望月,MF:7磨見,28飯高,FW:16加藤
【大学サッカー慶應-専修レビュー】(文:上野晃彦)
立ち上がりからやや専大ペース。慶応DFラインの頭上を狙ったロングパスのこぼれ玉を長澤がコントロールしスルーパスからチャンスを作る。先制ゴールもこの形から。
長澤のGKとFWの間の絶妙な位置へのスルーパスに仲川が反応、出だしの遅れた峯がファウルを取られPK、これを決めて先制。対する慶應は左サイドの武藤が奮闘する場面が目立つが崩し切れない。しかし、前半30分ごろからショートカウンターからこぼれ球を平戸が詰めるなど、徐々に専修を押し込みはじめ、ついにゴールが生まれる。高い位置でボールを奪うと中央で細かいパス交換から武藤にわたると、武藤は思いきり良いミドル。渾身のシュートが専修ゴールを揺らし同点に追いつく。
専修10 仲川輝人 ③川崎U-18
専修1 福島春樹 ②静岡学園
慶應3 長尾賢太郎 ③神戸U-18
専修22 山川翔也 ②新潟西 慶應2 岩田修平 ④名古屋U-18
主審 マイケル アシハウ ガブレフェラジェ
慶應1 峯達也 ③桐光学園
専修7 長澤和輝 ④千葉八千代 慶應8 松下純土 ④國學院久我山
専修4 本名正太朗 ④川崎U-18
慶應10 武藤嘉紀 ③FC東京U-18
だが王者専修、全く動じない。この直後、仕返しとばかりに星野がゴール30メートルはあろうかという強烈ボレーを慶應ゴールに叩きこむ。追いついた勢いに乗りたい慶應だったがこのゴール以降逆に押し込まれる展開が続き、前半終了。
慶應6 山浦新 ③東京V.Y
後半に入っても専修ペース。セカンドボールへの勝率が高く、中盤を支配する。専修は長澤が慶應のDFとボランチの間の絶妙な位置でボールを受けチャンスを演出し、FW陣もマークがDFの間のマークにつきにくい位置にポジショニングしてボールの取りどころを与えない。中盤で完全に主導権を握った専修は62分の長澤のゴールを皮切りに4得点を奪い、終わってみれば6-1で専修の圧勝。慶應はボールを奪った後のパスの精度も欠き、前半ほどチャンスを作ることもできなかった。
専修14 星野有亮 ③静岡学園
専修2 北爪健吾 ③前橋育英 慶應5 増田湧介 ③清水東
慶應7 磨見朋樹 ③横浜FC・Y
[追記]
上野晃彦さんにレビューを書いてもらいました。ありがとうございます。